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人間関係

先月8日から正社員でお仕事始めました。しかし2人だけ(自分と先輩)の会社。事務員は1人います。先月より少しは慣れてはきましたが、まだ完璧ではありません。覚える事も多くメモしても覚えきれず。聞く人は先輩1人。4、5人いる会社なら話しは別なのですがリタイアしようと考え中で、朝起きてから憂鬱

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質問がしづらい環境だと、なかなかつらいですよね。
お話を伺っていると、「辞めたい」という方向に気持ちがかなり傾いているように感じます。
それでも迷っているのは、きっと心の中で「入社したばかりだし」とか「次が見つかるかな」といった不安も少しあるからではないでしょうか。

もしまだ少しだけ心に余裕があるなら、転職の準備を進めながら、もう少しだけ様子を見てみるのもいいと思います。
たとえば「あと2〜3か月だけやってみて、状況が変わらなければ次へ進む」そんなふうに自分の中で期限を決めておくと心に少し余白ができます。

終わりが見えているだけでも不安が和らぎますし「もう少しだけ頑張ってみよう」と思える力にもなります。
最初は覚えることが多くて大変ですが、少しずつ慣れていけば自然と聞く回数も減り、任せてもらえる場面も増えてくるはずです。
そうなってくると、今感じているストレスも少しずつ軽くなって、楽しく感じられる瞬間も増えてくるかもしれません。

ただ、もし本当に心が折れそうなほどつらいなら、決して無理はしないでくださいね。
「憂うつ」と感じているのは、心が出している大切なサインでもあります。
限界を超える前に立ち止まることも、立派な“頑張り方”のひとつです。

どんな選択をしても、あなたが自分の心を大切にして決めたことなら、それはきっと正解にしていけます。
どうか、自分のペースで、心が少しでも穏やかにいられる方向を選んでくださいね。

あなたはこんな一面が隠れていませんか?

思慮深く踏み出すタイプ

あなたは、物事をすぐに決めるよりも、状況を丁寧に見つめながら進もうとする人かもしれません。
その慎重さの裏には、「失敗したくない」や「周りに迷惑をかけたくない」という思いやりが隠れています。
心理学的に見ると、これは「自己調整力」が高い人に見られる傾向で、感情をコントロールしながら現実的に物事を考えられるタイプです。
その分、責任感が強く、環境の変化に敏感で疲れやすい一面もありますが、それは自分の心の声をしっかり感じ取れている証でもあります。
焦らずに次の一歩を考えられるあなたの姿勢は、どんな環境でも落ち着きをもたらす力になります。

関連する心理学

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自己効力感

「自分にはできる」という感覚のことを指します。新しい環境で不安を感じると、この感覚が一時的に下がることがあります。ですが、少しずつできることが増えることで回復していきます。これは自然なプロセスであり、あなたが成長している証でもあります。

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環境適応ストレス

新しい職場や人間関係に慣れる過程で感じる心身の負担をいいます。誰でも環境が変わると心のエネルギーを多く使うため、一時的に疲れやすくなります。焦らず適応の時間を確保することが大切です。

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完璧主義傾向

「失敗してはいけない」「もっと頑張らなきゃ」と考える傾向です。責任感が強い人ほどこの傾向が出やすいですが、裏を返せば物事に真剣に向き合える誠実さの表れでもあります。

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自己調整力

自分の感情を観察し、どう行動するかを考えられる力のことです。ストレスを感じてもすぐに投げ出さず、冷静に対応できるあなたのような人は、この力がとても高いタイプです。

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防衛的悲観主義

「うまくいかないかもしれない」と考えることで、事前に備えようとする心理的スタイルです。悲観的に見えるかもしれませんが、リスクを回避し、丁寧に準備できる強みでもあります。

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