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心のケア

昔の恋愛を思い出すと、次の人とも、半年後とかには上手くいかなくなるのかなと思ってしまいます。

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昔の恋愛を思い出すと「また同じように終わってしまうのでは」と不安になる。
それは、あのときの出来事がとても大きな傷になっているからだと思います。

未来のことを考える前に、まずは自分の心の声を聴いてあげることから。
「どれくらいあのとき辛かったんだろう?」
「今もまだ怖さが残ってるかな?」
そんなふうに、やさしく問いかけてみてください。

声が返ってきたら、それにただ共感してあげれば十分です。
「まだ怖いよ」って心が言ったら → 「そうだよね、あのとき辛かったもんね」
「もう大丈夫かも」って言ったら → 「そう感じてるんだね」

特別な言葉はいりません。友だちに寄り添うみたいに、自分に返してあげるだけで大丈夫です。

共感は「前向きにさせる魔法」じゃありません。
でも、心が安心すると少しずつ前を見る力が自然にわいてきます。
それはちょうど、雨をやませることはできなくても、一緒に傘をさしてあげるようなもの。
ひとりで立っているときより、ずっと心が軽くなるんです。

今日できる一歩は、心に声をかけて、その答えをやさしく受け止めてあげること。
それが次の恋に進むための小さな土台になっていきますよ。

あなたはこんな一面が隠れていませんか?

やさしさを守るタイプ

あなたは人との関わりでとても深く心を動かす人かもしれません。
だからこそ過去の出来事が強く残り、不安として顔を出してしまうのです。
心理学的に見ると、これは“感受性の高さ”の表れで、人の気持ちを大切にできる人によく見られる特徴です。
その敏感さは、次の恋で相手を思いやる力としてきっと活きていきますよ。

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