彼に「好きかどうかわからない」と言われたら…とても胸が苦しくなりますよね。
大切に思っているからこそ、その一言が心に深く響いて、「私は大事にされているのかな」と不安な気持ちになるのは自然なことだと思います。
こんなときにできる小さな一歩は、やはり「話すこと」です。
ただ答えを迫るのではなく、確かめ合うように…
「どういう気持ちでその言葉を伝えたのか」
「なぜその言葉を言おうと思ったのか」
そして「それを聞いて私はこんなふうに感じたよ」と。
静かにやり取りするだけでも、お互いの気持ちが少しずつ見えてくるかもしれません。
そして最後に大事にしてほしいのは、彼の答えよりも「じぶんの心の声」です。
一緒にいて安心できるのか。
それとも苦しさのほうが大きいのか。
その感覚は、あなただけが知っている、とても大切なものです。
「好きかどうかわからない」と言われた事実は消えないから、これから先、ふとしたすれ違いや喧嘩のときに、その言葉を思い出してしまうこともあるかもしれません。
だからこそ、今の時点で自分の気持ちを丁寧に見つめてあげることが大切なんだと思います。
結論を急がなくても大丈夫。
ゆっくりと対話を重ねながら、
「私はどうしたいか」という気持ちを、どうか一番にしてあげてくださいね。
あなたはこんな一面が隠れていませんか?
想いを大切にするタイプ
あなたは相手の気持ちにとても敏感で、言葉の裏にある意味を深く考える方かもしれません。
心理学的には、人との関係に安心を求める傾向が強い人ほど、相手の一言に心が揺れやすいといわれます。
でも同時に、それは「相手とのつながりを大切にしたい」という温かい気持ちの表れでもあるんです。
自分の気持ちを大切にしたいと思えるのも、誠実さと優しさがあるからこそ。
その真剣さこそ、あなたの大きな強みだと思います。
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