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人間関係

保育園の先生に変な人に思われないように振る舞ってます。質問があるのに聞けない日も多々あり、そんな自分が嫌になります。どこまでこどものことを相談して良いかもわからないのも不安要素です。

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「変な人に思われないように」と考えてしまう気持ちの裏には、きっとお子さんを本気で大切に思っているからこそ、先生と良い関係を築いておきたいという想いがあるのだと思います。
そして、いつも忙しそうな先生を見ているからこそ「質問したら迷惑かな」と遠慮してしまう…その優しさは、先生やお子さんを思う心から来ているのだと思います。

でも、不安なことを聞かれるのは「頼られている証拠」であり、それは先生にとってもきっと嬉しいこと。
親よりも多くのお子さんや保護者と関わってきた先生だからこそ、「親が子を不安に思う気持ち」も誰より理解してくれているはずです。

そうやってお子さんや先生を思えること自体、とても素敵なことです✨
自分の気持ちを抑え込んでしまうくらいに人を思いやれる人が、変な人なはずはありません。
だから、人を思うのと同じように、どうか自分自身にも寄り添ってあげてください。

実は先生も、保護者からどう思われているのか不安になることが多いと思います。
だからこそ、頼られることで「自分は頼りにされているんだ」と感じられ、不安も和らぐのです。

だから「不安だから聞く」のではなく、「いつもありがとうございます」と感謝を伝えるくらいの気持ちで質問してみてください。
その気持ちはきっと先生に届いて、お互いに安心できる関係へとつながっていくはずです🍀

あなたはこんな一面が隠れていませんか?

気配りタイプ

人からどう見られるかを気にしてしまうのは、裏を返せば「相手の気持ちを考える力」がとても強い証拠です。
心理学的にも、他者評価を気にしやすい人は「共感性」や「協調性」が高く、相手に不快な思いをさせないよう自然にふるまえる傾向があります。
また、周りの状況をよく観察し、自分を抑えてでも相手を優先しようとするのは、心のやさしさが大きい人の特徴です。
ときにはその気配りが自分を苦しくさせてしまうこともあるけれど、それは人を大切にできる力が強いからこそ。
先生や子どもを思って遠慮してしまうのは、まぎれもなくあなたの思いやりの表れです✨

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