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心のケア

大人になった今でも、子供の頃に性格を否定された事を思い出してしまいます…どう捉えたら楽ですか

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きっと、とてもつらい出来事だったのだと思います。
子どもの頃の出来事というのは、本来ほとんど忘れていくものです。
大人になると覚えていることの方が少ないのに、それでも今も残っている記憶があるということは、何十年経っても薄れないほど、質問者さんにとって衝撃的で深い出来事だったということなんですよね。

だから、その記憶を否定したり「思い出しちゃいけない」と無理に封じ込めようとしなくて大丈夫です。
何度も思い出してしまうのは、心がじぶんに伝えたいメッセージを持っているからです。

そしてそのメッセージは決してじぶんを傷つけるためではなく、むしろ「もうあんな思いをしないようにね」「気をつけてね」という、じぶんを守るためのサインでもあります。
心は誰よりもじぶん自身の幸せを願っています。

まずは「この記憶はじぶんを守るために浮かんでくるものなんだ」と理解してあげるところから、少しずつ向き合ってほしいなと思います。

そしてもし可能なら、思い出すたびに記憶の中の小さなじぶんにそっと声をかけてあげてください。

「とてもつらかったよね」
「よく頑張ったね」

そんなふうに寄り添ってあげるだけで大丈夫です。

もしできそうなら、当時の小さなじぶんに聴いてあげるような気持ちで、何に傷ついて、どんな思いを抱えていたのかゆっくり尋ねてあげてもいいかもしれません。
本当の想いが分かると、それだけでも心が楽になることがあります。

そのうえで、今のじぶんから「もう大丈夫だよ」「今はあの頃とは違うよ」「今の私は、じぶんを守る力をちゃんと持っているよ」そう伝えてあげてください。

どんな言葉でも大丈夫。
自然に浮かんできた、じぶんがじぶんにかけてあげたい言葉をやさしく届けてあげてください。

もちろん、これだけで過去の痛みが完全に消えるわけではありません。
それでも、じぶんの心の痛みに寄り添ってあげられたとき、その感情は少しずつほどけて楽になっていきます。

その記憶や感情は、ずっとじぶんを守ってきた大切な感情です。
どうか否定せず、丁寧に、大切に向き合ってみてくださいね。

あなたはこんな一面が隠れていませんか?

深い共感タイプ

あなたはもしかすると、人の言葉や表情の変化をとても丁寧に受け取る、深い共感力を持つタイプなのかもしれません。
子どもの頃の言葉が今でも残っているのは、傷つきやすいからではなく、それだけ心が敏感で、人の気持ちや場の空気を深く読み取る力がある証拠です。
心理学では、こうした人は「高い情緒的感受性」を持ち、出来事を表面的ではなく“意味”として受け取る傾向があるとされています。
そのため、幼少期のひと言が心に深く刻まれやすいのですが、同時にその敏感さは、人の痛みに気づける優しさとして働くことが多いです。
だからこそ、あなたは周囲の人に安心感を与えたり、悩みに寄り添ったりできる力を自然と持っているのだと思います。
その繊細さは、あなたが持って生まれた大切な優しさです。

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感情記憶

強い感情が伴った出来事は、脳が「重要」と判断しやすく、長い年月が経っても鮮明に残りやすいとされています。特に恐怖・恥・痛みなどの感情は、心を守るために記憶が強化されることがあります。

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言葉や空気の変化を細かく感じ取れる人ほど、経験が深く心に刻まれやすい傾向があります。その一方で、人の気持ちに寄り添いやすい、優しさや思いやりにつながりやすい資質でもあります。

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