「やらなきゃいけない」という気持ちばかりが強くなって、でも集中できない。
そんな自分に「これでいいのかな」と不安になること、ありますよね。
実は「やる気」というのは思い込みの部分が大きいものです。
たとえば遅刻しそうなときは、やる気があるかどうかなんて考えずに、ただ遅れないように急ぎますよね。
だから勉強も「やる気が出たらやる」ではなく、「やる気がなくても、まずやる・こなす」ことをひとまずの目的にしてみるのも、一つの方法です。
そして、継続にはなんでもいえますが、やる意味がちゃんと分かってないと人は頑張れなかったりします。
勉強した先にどんな未来を描きたいのか。
「旅行をたくさんする」「好きな仕事に就く」「自由に生きる」など、少しワクワクする目標を、制限をかけずに思い浮かべてみてください。
そのゴールが見えると、今の努力が未来につながっている実感を持ちやすくなります。
もうひとつの工夫は、スマホとの距離です📱
目に見えなくてもポケットに入ってたりカバンの中にあるだけでも脳は反応して集中がそがれてしまいます。それだけスマホは脳にとって刺激的なもの。
だからこそ意識的に離す工夫をしてみてください。
思い切って別の部屋に置いたり、一定時間は手の届かない場所に置いてみると、それだけで勉強に入りやすくなります。
勉強大変だと思いますが頑張ってくださいね✨
あなたはこんな一面が隠れていませんか?
責任感まじめタイプ
「やらなきゃいけない」という気持ちが強いのに集中できないとき、自分を責めてしまうことがありますよね。
でもその背景には、勉強を軽く扱えない真面目さや、「未来のために頑張りたい」という誠実な思いが隠れているのかもしれません。
心理学でも、理想と現実のギャップに敏感な人ほど向上心が強いとされています。
だからこそ「これでいいのかな」と迷うのは、ただの不安ではなく、成長したい気持ちの表れとも言えるのです。
「やらなきゃ」という気持ちは時に苦しくなりますが、それは裏を返せば「続ける力」や「投げ出さない強さ」がすでに備わっている証拠です。
環境や目的を少し整えてあげれば、その誠実さはしっかり成果に結びついていくでしょう
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